(1) トレーニング

― 講義・問題演習から,音読・リスニングへ


英語の「問題が解ける」ようになるには,「問題を解く」練習を繰り返すことが重要だと考えていませんか。確かに数学や国語の勉強では問題演習が不可欠です。


ところが,英語の学習は数学や国語とは根本的に異なります。

どのような出題形式であっても,英語の「問題が解ける」ということは,問題に出てくる英単語とその正しい並べ方(文法)を知っているということに尽きます。いくらじっくり考えても,十分に身についていない単語・文法が数学の解法のように出てくることはありません。問題を解く前に,正しく並べられた英単語を十分にインプットしておく必要があるのです。

さらに,難しい文法事項も込み入った構文であふれた長文も,講義を聞いたり参考書を読んだりして理解するのは,実はあくまで学習の準備段階にすぎません。他の教科と比較して「わかる」状態から「できる」状態になるまでにとりわけ長い時間と練習が必要なのが,英語という科目なのです。


そして,英語のトレーニングには,リピーティング・オーバーラッピング・シャドウイング・サイトトランスレーション・バックトランスレーションといった様々なレベルの「音読・リスニング」が不可欠です。なぜなら英語の語順(単語の並べ方)は日本語とほぼ逆だからです。筆記だけで行なうワークや問題演習では,漢文の読み下しのように後ろから英語を読むクセがなかなか取れません。一方,音読・リスニングでは音声を使います。書かれた文字と違って音声は一瞬で消えるため,自然と頭から一語ずつ英語の語順で理解するようになります。

したがってGCAでは,単語の暗記でも,文法事項の指導でも,長文読解・リスニング・ライティングの練習でも,学習の各段階で様々な音読・リスニングのトレーニングやテストを行ないます。たとえ受験生であっても,入塾直後の1か月間は効果的な音読の前提である発声・発音・フォニックスの基礎を徹底して身につけてもらいます。

英文を正しく音読・リスニングできるようになった結果として,4択・穴埋め・並べ替えといった実際の問題に対応できるのです。4択・穴埋め・並べ替えはあくまでテストの手段であって,練習の手段ではありません。

一見少し遠回りに見えますが,これが英語学習の王道であり,半年1年単位で見ると,結果的に実力がつくのです。

(2) インプット

― 丸暗記ではなく,本質を伴う暗記を


人間の脳は,意味を理解することで効果的に物事を記憶することができます。無意味な文字列の丸暗記には限界があるのです。


ですから,GCAでは文法や語いの指導から可能な限り丸暗記を排除します。


例えば,高校生が最もつまずきやすい文法事項のひとつ「仮定法過去完了」。これを学習する際に「If +S+動詞の過去完了形,S'+would+have+過去分詞」といった「公式」を丸暗記させるようなことは絶対にしません。

まずは,なぜ過去完了形を使うのか,なぜ助動詞が過去形(would)になるのか,といったことを本質からしっかりと理解してもらいます。その上で,仮定法を使いこなせるようになるまで,やはり各種の音読トレーニングをします。

語いについても同様です。英単語の多くは「接頭辞+語根+接尾辞」からできています。ちょうど日本語の漢字が偏やつくりといった部首で構成されているのと同じです。ですからGETでは「◯◯単」という略称がつくような出題頻度順の単語集は極力使わず,語根を中心として系統的に単語を増やしていきます。これも一見少し遠回りに見えますが,一度学習すれば忘れることは少なく,テストが終わった途端に抜け落ちてしまうこともありません。


(3) アウトプット

― 英語力の前に,確固たる国語力(論理力)を


中学高校での英語学習の四技能化が進む現在,これまで後回しにされてきた「書く」「話す」スキルを身に付けることが求められています。しかし,「書く」スキルのためにひたすら自由英作文を,「話す」スキルのためにただネイティブ講師との英会話レッスンを取り入れても,実はあまり効果はありません。


理由は2つあります。


まず大半の中高生が,筆記のみのワーク・問題演習を中心に文法・単語を学習していることです。そのため,4択・穴埋め・並べ替えはできても,即座に完全な英文を組み立てるスキルがほとんど身についていません。きちんと「書く」「話す」ことができないのは,「書く」「話す」練習(アウトプット)の問題ではなく,その大部分が実は「読む」「聞く」練習(インプット)の方法の問題なのです。


次に,そもそも「書く」「話す」内容を持っていないこと。入試や資格試験で求められるアウトプットのスキルというのは,日常会話やチャットがスムーズにできるといった表面的なものではありません。


求められているのは,社会的なトピックについて自分の立場を表明し,その理由や根拠を事例を交えながら論理的に組み立て,相手を説得するスキルです。端的に言うと,大学入試レベルの小論文の内容を英語でも表現できるスキルです。


ところが日本では中学高校の英語以外の授業で,日常的に論理的な文章を書いたり発表をしたりすることはあまりありません(もちろん,近年少しずつ変化してはいます)。そういう状況を放置して,いきなり学びたての英語での論理的なエッセイやプレゼンテーションの練習をするのには無理があります。日本語を母語として生まれ,十数年にわたって日本語で生活を送っている以上,日本語で表現できないものを英語で表現できるはずがありません。


英語専門塾であるGCAですが,「書く」「話す」トレーニングについては,まず日本語での論理的アウトプットの練習を徹底します。その上で同じ内容を英語のエッセイ・スピーチで表現できるスキルを目指します。


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